OTO ZONE

職場復帰

2005年8月17日

7月末から続いていた明星大学でのスクーリング授業も、ようやく終了。3週間、住み続けた八王子のウィークリーマンションも引き払い、ぶじ我が家に戻ってきました。

なんか、祭りのあとのような淋しさを感じている自分がいます。

この3週間を迎えるまでは、「いまさら学生かあ……」なんて、ちょっぴり照れくさい気持ちもあったし、とにかく「苦痛な3週間を何とか乗り切ろう!」という思いしかなかったのが正直なところ。

それが、いざ大学へ通い始めると、やっぱり楽しいんですね。少しずつ友達ができて、一緒に勉強したり、ノートを貸し借りしたり、試験が終われば「打ち上げだぁ~!!」と飲みに行ったり。授業が終わってから車をカッ飛ばし、温泉まで行ったこともあったなあ。

学生時代はその大半が仕事に費やされてしまった僕にとっては、2度目の学生生活のほうが、より“青春してる”って感じがしました。

共に過ごした3週間が終わり、みんなそれぞれの生活に戻っていきました。ここ数年の、どんな夏の思い出より、ずっと胸の奥で輝き続けるんだろうなあ。

これから、僕がどういう形で教育とかかわっていくことになるのかは想像もつきません。でも、ひとりの教育者として、学校関係者として活動していくうえで、忘れてはならない“原点”を思い起こさせてもらった気がします。

学校は、楽しいところなんだ。

不登校は、年を追うごとに増加。いじめを原因とした自殺も、後を絶ちません。学校がつまらなければ、勉強への意欲も低下するでしょう。

だから、楽しい学校をつくりたい。具体的なイメージなんてまだ何もないけれど、子供たちが「学校に通うのが楽しくて仕方ない!」と思えるような、そんな学校をつくれたらいいなあ。

さて、3週間ずっと仕事を休んでしまっていましたが、ようやく現場復帰。月曜日は、平塚市にある東海大学で柔道・井上康生選手のインタビュー。火曜日は、聖路加国際病院名誉院長にして、93歳の現役医師・日野原重明氏と対談。そして本日から、新宿区「子供の生き方パートナー」としての活動も再開です。

休んでいた3週間分、山のように仕事が溜まってしまいましたが、何だか、いまの自分からは、あっさりと乗り越えていけそうなパワーを感じます。

Thank you, MEISEI Friends !!


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