星に願いを
明日は七夕ですね!
あれから、もう一年。小学4年生を担任していた去年のいま頃、
ちょうど「七夕」をテーマにした道徳の授業を行いました。
はじめにダミーの短冊を配り、子どもたちに願いを書かせます。
そして、数分後に回収。その短冊を、1枚ずつ、黒板に貼っていきます。
ただし、2つのグループに分けながら。
【Aグループ】
「サッカー選手になりたい」
「ピアノがもっと上手になれますように」
「塾のテストの点数が上がりますように」
【Bグループ】
「おばあちゃんが長生きしますように」
「友達の犬に、早く赤ちゃんが生まれますように」
「足のかかとの怪我が、早く治りますように」
乙武「さあ、先生がどんな基準で分けているか、そろそろ気づいたかな」
子ども「わかった! Aが自分のことで、Bは他の人のこと」
乙武「なるほど。ほとんどが、そう分けられる気がするね。
でも、『足のかかとが~』は自分のことなのにBに分けられてるよ」
子ども「あ…ホントだ」
もうしばらく話し合いを重ねるうちに、子どもたちが答えに行き着いた。
【Aグループ】自分で努力できること
【Bグループ】自分の努力ではどうにもできないこと
子ども「そっか、かかとは自分のことだけど、自分で努力しても治らないもんね」
そこで。
乙武「じゃあ、七夕では、どんなことをお願いしたらいいのかな?」
子ども「努力ではどうにもならないこと!!」
乙武「そっか、ならば、Aグループに分けたような願いは?」
子ども「星に願うんじゃなくて、まずは自分で頑張ってみる!!」
子どもたちの答えに深くうなずき、本番用の短冊を配る。
乙武「さっきよりも、丁寧な字で書こう」
Rくん「じじの病気が、早く治りますように」
Sくん「世界の子どもたちが、大人まで生きて、幸せに暮らせますように」
Yさん「杉四小が、いつまでもありますように」
Tさん「おとたけ先生が、あと一年でも長くいてくれますように」
最後のは、泣けたなあ。。。
みんな、元気かな。
今年は、短冊にどんな願いを書きこんだのかな。
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