高校生100人と対話
先週27日(木)、10代の政治関心の向上・政治参加の拡大を目指す高校生・大学生による団体「僕らの一歩が日本を変える。」が主催する『高校生100人×国会議員 vol.4』というイベントにゲストスピーカーとしてお招きいただきました。
参議院議員会館の会議室で行われたそのイベントでは、全国から集った100名の高校生たちが、「IT×教育」「18歳成人」など10のテーマについて、現役国会議員を含む有識者の方々と熱い議論を交わしていました。
私も会場をぐるりと回りながら彼らの討論を聞いていると、突然、「乙武さん、私たちはいま『2020年の働き方』というテーマで話しているのですが、ぜひ乙武さんの考え方を聞かせてください」と声をかけられ、議論に交ぜてもらうことに。私が、「都心部においては、居住地と職場が遠く離れている人が多くいることも論点に入れては?」と提案すると、早速「企業に託児所を作っても、そこまで連れて行くことが難しいね」「そもそもSkypeだってあるのに、毎日会社に行く必要あるのかな」など、さらに議論を膨らませてくれていました。
各テーマでの議論が終わり、最後に私のスピーチ。これだけ意識の高い高校生たちにどんな話をしようか迷ったのですが、こんなことを伝えさせていただきました。
「親が言うから」「教師が言うから」「多くの人がそうするから」ではなく、あくまで自分の考え、自分の判断で道を進んでほしい。たとえ10代でも、そうして生きている人間の意見なら、大人はきっと耳を傾けてくれるはずだ――。
素晴らしいイベントにお招きいただけたことに、心から感謝。さらに成長した100人の高校生たちと、またどこかで再会できますように。
鈴木宗男氏への回答「政治家だからこそ、弱者への心配りを」 | 『ノンストップ!』 |
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