OTO ZONE

Author Archives: オフィスユニーク

おしどこしないで

たまには、家族の話でも。 いままでは朝から学校に行き、帰ってくるのは夜という生活。 それが、この4月からは家で原稿を書くことが多くなりました。 つまり、「家=職場」という生活に変わった。 でも、2歳になった息子にはそんなことわからないから、 きっと、いままでどおり、 「お父さんが家にいる=遊んでもらえる」と思っている。 ということで、朝ごはんを食べ終わると、僕の顔をのぞきこむようにして、 「父しゃん、電車、あそぼ!」 「よーし、じゃあ、トーマスやろうか」 ひとしきり遊び終えた頃に、タイミングを見計らい、、、 「じゃあ、お父さん、そろそろお仕事しないと……」 でも、息子はまだまだ遊び足りないようで、 「おしどこしないで。おしどこしないよー」 と、悲痛な叫び声をあげます。   かわいいなあヽ(´▽`)/   こんな誘いを振り切って自室にこもるなんてこと、 かなり心を鬼にしなければできません。 そして、お察しのとおり、心を鬼にできないことも ちょくちょくあります(笑)。 というわけで、昨日は近所の図書館に4時間ほど 籠もってみました。 うん、なかなかはかどった さて、今日はどうしようかなあ。 うれしい悩みが、しばらく続きそうです。


家族への想い

以前にもこのサイトで紹介した投稿サイト『ラフレター』。 僕の親友である手塚真輝が、「親への想いを飾ることなく伝えられる 場があれば」との思いから、3年前に立ち上げたものだ。 以前の紹介記事は、コチラ。 その後も、『ラフレター』は各メディアに取り上げられるなど 大きな反響を呼び、若者たちの投稿は増え続けた。 季節のあいさつなんて、なくていい。 2~3行と、短い手紙だっていい。 何より、返事を期待せずに済むぶん、まじり気なしの本音が書ける。 しばらく会っていない親への想いをつづった手紙の数々は、 短編オムニバスのドラマを次々と見せられているような気にさえなる。 本日(15日)、ラフレターが一冊の本になった。 「ありがとうを言いたくて」 お母さんへのラフレター ラフレター事務局 編  (ディスカヴァー・トゥエンティワン)   発案者である手塚は、まえがきにこんなメッセージを寄せている。 「この本には、あなたの想いがあります。 この本には、あなたへの想いがあります。 すべての言葉はあなたの言葉です。 誰もが持っている母への想いです。 伝えたい言葉ではありません。 渡したい手紙ではありません。 心の奥に鍵をかけてしまっている想いを取りだして見つめただけです。 本書収録のラフレターには、伝えたくてもまだ伝えられない 本音が詰まっています」 彼は母の日のプレゼントとして、この本を母親に手渡すつもりだという。


新車がやってきた!

僕の相棒ともいえる、電動車いす。 この春から、新車となりました!! 以前使っていたものと、ほとんど仕様は変わっていないのですが、 やはり新車の乗り心地はいいものです。   いつも、細かな注文にまで対応してくださる 『IMASEN』(今仙技術研究所)さんには、本当に感謝しています!!


満開の桜

満開の桜 近所の桜も、満開!! 春ですねえ。


新たなスタート

4月1日。 これほど新たな気持で一日の始まりを迎えたのは、本当にひさしぶりのこと。 おかげさまで、昨日3月31日をもちまして、3年間にわたる小学校教員としての生活が終わりました。 教育現場という、まったく未知の世界に飛び込んだこの3年間は、僕にとって始めて体験することばかり。 戸惑うこと、失敗することも多くありましたが、まわりで支えてくださった教職員の方々や保護者の皆様、 そして何より素直でやさしい気持ちをもった子どもたちのおかげで、何とか乗り切ることができました。 いつもながら、人の縁に恵まれているなあと感謝の気持ちでいっぱいです。 日々、愛情をいっぱいに注いできた4年2組のみんなも、今日から5年生だね。 少しさみしい気持ちもするけど、先生はみんなの新しい道を心から応援しているからね! …って、もう「先生」じゃないんだった。。。 やっぱり、さみしいなあ。 新宿区「子どもの生き方パートナー」。 杉並区立杉並第四小学校教諭。 合わせて、5年間にもわたって教育現場で活動させていただく機会に恵まれました。 今後は、そこで得た経験や考えを少しずつ伝えていく活動などもしていけたらと考えています。 もちろん、ブログのほうも少しずつ更新していきますよ! 教員をやっている間は、あまりの忙しさに、ほとんど更新することができなかったので…。 それでは、今後とも乙武洋匡ならびに「OTO-ZONE」をどうぞよろしくお願いします!


65(文庫版)

多くの生きるヒントを与えてくれた日野原重明先生との対談集『65』が、ついに文庫化! 65歳の年齢差がある二人から、たくさんの心に響く言葉が聞こえてきます。 発行:幻冬社(2007年10月) 税込価格:480円 購入はこちらから


大人になるための社会科入門

大人になるということは、社会に目を向けること。30歳を目前にしたオトタケが、背伸びすることなく社会と向き合い、様々なテーマについて専門家にも話をうかがい、考えを深めていきます。 発行:幻冬社(2007年8月) 税込価格:1260円 購入はこちらか


だから、僕は学校へ行く!

スポーツライターとして活動していたオトタケが、なぜ教育の世界に興味を持ち、小学校の先生になることを決意したのか。本書には、その理由がぎっしり詰まっています。 発行:講談社(2007年3月) 税込価格:1200円 購入はこちらから


12月27日(水)掲載

朝日新聞社 東京版 “乙武さんといじめ考えた” 新宿区立の中学校の生徒会役員が学校生活の課題を話し合う交流会に参加。


松井選手からの手紙

いじめを苦にした子どもの自殺が、連日、報道されている。 そんななか、一通の手紙が産経新聞に掲載された。 ヤンキース・松井秀喜選手から寄せられたものだ。 「あなたの周りには、あなたを心底愛している人がたくさんいる」 彼のあたたかなメッセージに触れ、僕は思わず涙ぐんだ。 いま、教育界にはかなりの逆風が吹いている。 いじめの問題や、履修漏れ問題。さらには教育基本法改正。 その視線には、いままでにない厳しさがある。 もちろん、教育現場があらためなければいけない点も多々あるだろう。 第三者的な視点から批評を仰ぎ、改善すべき点はしなくてはならない。 でも、いま本当に必要なのは「犯人探し」などではなく、 それぞれの立場で何ができるか、を考えることではないだろうか。 親として、 教員として、 地域に生きる大人として、 「自分は、子どもたちのために何ができるだろう」 そのことを考え、実行する。 ただ批判をし、責任の押し付け合いをするだけでは、 亡くなった子どもたちが浮かばれないと、僕は思う。 だから、松井選手のメッセージがうれしかった。 あれだけのスーパースターが、海を越えて子どもたちのことを思い、 アクションを起こしてくださった。 ありがとう。ありがとう。 僕も、いま一度、自分に何ができるのかを見つめ、 子どもたちのためにできることを探していきたい。


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